中古車を購入した際には必ず名義変更をする必要があります。
ナンバープレートが付いている車と付いていない車で揃える書類が異なりますが、今回はナンバープレートが付いている中古車(車検有効期限が残っている車)を購入したときの名義変更手続きについてご説明します。
このナンバープレートが付いている車の売買による名義変更手続きのことを「移転登録」と呼びます。
移転登録では「旧所有者の書類」と「新所有者の書類」の双方が必要となります。
揃える書類は以下のとおりです。
旧所有者
| 新所有者
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印鑑証明書
| 印鑑証明書
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委任状※実印を押印
| 実印or委任状(代理人申請の場合)
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譲渡証明書※実印を押印
| 車庫証明書
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自動車検査証
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上記の書類に加え、「手数料納付書」「マークシート」「自動車取得税・自動車税申告書」を用意し新所有者の住所を管轄する運輸支局または登録事務所にて移転登録の手続きをします。
旧所有者と新所有者の管轄が同じ場合(ナンバープレートの変更が必要ない場合)は、書類のみの手続きとなりますが、異なる場合(ナンバープレートの変更が必要な場合)は現車を持っていく必要があります。
なお、新所有者は譲渡を受けた日から15日以内に手続きを済ませなければなりません。
また、移転登録とは別に車検付きの車の場合は「自賠責保険証明書」「自動車税納税証明書」「リサイクル券」を新所有者は旧所有者から受け取ります。
自賠責保険証明書は各保険会社にて名義変更手続きをします。
※実際にはその他に「取扱説明書」「メンテナンスノート」「スペアキー」「付属品の取扱説明書」などを新旧所有者は受渡しをします。