走行中大地震に遭遇すると、突然パンクしたようにクルマが激しく揺れ、ハンドルを取られたりします。
運転中に大地震が起きたことに気が付かないドライバーもいるので、急に止まったりせず、周囲の状況を確認し、ハザードランプなどを点滅させながらゆっくりとスピードを落とします。
出来るだけ安全な方法で道路の左側にクルマを寄せ停止させましょう。
クルマを停止させてからは、慌てて車外に出ると危険な場合があります。揺れが収まるまで車内で待機します。
まず、ラジオ等で災害情報や交通情報を聞き情報収集します。スマホやナビで地上デジタル放送受信も出来ます。
周囲の状況に応じて適切な行動をとりましょう。
大きな地震後はそのままクルマに乗って移動したり避難したりは、困難な上に非常に危険となります。
出来れば道路外の場所に移動して置くのがベストです。
・主な幹線道路や緊急交通路に指定されている道路の場合、速やかに道路外の場所か他の道路に移動します。
・車を置いて避難する場合は窓を閉め、エンジンを切り、ドアロックをせず車内にキーを残したまま避難します。
避難する人の通行や、緊急車両の妨げにならない様に停めます。連絡先がわかるようメモなどを残しておくのもいいでしょう。
・避難の為にクルマを使用するのはやめましょう。
・津波などやむを得ない場合で引き続き走行する場合は、信号機停止や道路の損壊、障害物の散乱に気を付けます。
担当:武江