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クルマのミニ知識

点検・整備

検査標章(車検ステッカー、車検シール)の貼り付け位置について

車検において、保安基準に適合すると車検証とともにステッカーが交付されます。
2023年6月までは「前方から見やすい位置」にフロントガラスの内側に張り付けるように定められていました。
2023年7月以降に車検を受けた場合には「前方かつ運転者席から見やすい位置」にステッカーを張り付ける必要があります。

具体的な貼り付け位置としては「運転席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置」になります。
上記位置で運転者の視野を妨げる場合には、運転者の視野を妨げない前方かつ運転席から見やすい位置に張り付ける事も認められています。
今回の変更には、運転席側から車検満了日が見やすくなることで無車検走行を防止する狙いがあります。

以下の写真は弊社のハイエースの車外から撮影したものと車内から撮影したものになります。

  • 検査標章(車検ステッカー、車検シール)の貼り付け位置について

ステッカーの貼り方は国土交通省の自動車検査登録総合ポータルサイトがYoutubeに動画をアップロードしています。
https://youtu.be/wD_H5veNyek

車検ステッカーの読み方

おもて面:
小さい数字が令和何年か、大きい数字が何月まで有効かを表しています。写真の場合は令和7年8月まで車検の有効期間ということになります。
数字の配置の仕方は年ごとに変わっていきます。
令和5年の場合は右下に小さい5が令和6年の場合には左下に小さい6が配置されます。

うら面:
車検の有効期間の期限の満了日が書かれています。

  • 車検ステッカーの読み方

おもて面

  • おもて面

うら面

  • うら面

まとめ

2023年6月以前に車検を受けステッカーをバックミラーの周りに貼ってある場合には剥がして張り替える必要はありません。2023年7月以降に交付された物はフロントガラス右上に張り付けましょう。
フロントガラスの上部が着色されている場合は無色透明な部分まで下方にずらして張り付けましょう。
バックミラーの周りに糊が残ってしまった場合には、中性洗剤を混ぜた水でふやかしてからふき取るときれいにすることができます。

担当:戸塚

コラム

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