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馬力とは

車の出力を表す単位に「馬力」という言葉があります。
車に興味が無い方でもこの「馬力」という言葉は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そして「馬力が高いほど速くてパワーがありそう!」と思われている方も多いのではないでしょうか。

この馬力を簡単に説明すると「ある決められた時間内に、どれだけ重い荷物を、どれだけ遠くまで運べるかを、馬何頭分に当たるかで表示した単位」ということになります。

馬力の由来は元々蒸気機関の能力を示すのにかの有名な「ジェームズ・ワット」が、荷役馬1頭のする仕事を基準としたことに始まります。
国によって多少異なるようですが、日本での馬力の定義は「1馬力=1秒間につき75キログラムの物を1メートル動かす仕事量」とされており、記号は「PS」と表記されます。

人の馬力は0.2〜0.3馬力程度(継続的に発揮できる仕事量)で、瞬間的には1〜2馬力程度まで出せるようです。
※2馬力=150kgの物を1秒間で1m持ち上げる仕事量になりますので、私には自信ありません。

以下に例を挙げます。
サラブレット:15〜20馬力
ドラえもん:129.3馬力
ハイエースV(2,000cc ガソリンエンジン):136馬力
F1カー:700馬力
鉄腕アトム:10万馬力
※いずれも最高出力時

鉄腕アトムの10万馬力のパワーはとてつもないという事が良く分かりますね。

担当:谷津田

コラム

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